
NCLS - 看護師に必要な新しい BLS コース 受講申込
「看護師の急変対応はBLSからでは遅い! そしてBLSでは終わらない」
本コースは主に病棟で勤務する看護師の方を主な対象とし、院内の急変対応を総合的に1日で学べるプログラムです。
薬剤投与やモニター除細動器の操作、気管挿管介助などのICLS的な要素と、心停止前の生命危機徴候の気づきや評価を重視するPEARS®の視点を取り入れた、“急変対応への第一歩”にふさわしい内容です。
コース開催情報
申込みは下記ボタンをクリックし必要事項をご記入ください。
NCLS - 看護師に必要な新しい BLS コースの特徴
NCLS は 急変対応.net(CODEBLUE)が開発した看護師のための病院現場に即した実践的な救命処置トレーニングプログラムです。
既存の様式化されたBLSトレーニングを根本から見直し、看護師の臨床の実際の動きから逆算して講習を再設計。
医療現場でナースに必要な急変対応を、シミュレーションとディスカッションを中心にまとめたコースです。
NCLS 一般的なBLS研修からの見直し/追加内容
- 様態悪化から生命危機状態を経て心停止判断に至る機序の理解
- 心電図モニター/血圧計/SpO2がついた状態での心停止の判断
- PEA 無脈性電気活動(除細動不要)を中心としたシミュレーション
- 呼吸状態の評価とエアウェイ(経口/経鼻)による気道確保
- 気管挿管介助の練習
- 床ではなく、ベッド上が前提
- 医師への報告と薬剤投与準備
急変対応スキルを本格的に身につけたい看護師にとって、このコースは“まず最初に受講するべき実践的プログラム”と言えます。
生命危機 → BLS → ALS(二次救命処置) をカバー
BLSを基軸に、心停止前の生命危機の観察の視点と、BLSの一歩先のモニター除細動器と薬剤投与、気管挿管介助までを含めて訓練していきます。
既存の成人BLS講習に加えて、心停止予防の PEARS® の視点と、BLSのあとに続く二次救命処置 ACLS の要素が含まれます。
入院患者の急変対応の全体像を俯瞰できる総合急変対応トレーニングとなっています。
NCLS の受講対象
主に病院内の病棟勤務看護職を受講対象としてコース設計されています。
受講にあたり、テキストとオンライン動画による事前学習が必須となりますが、他のコース受講歴や臨床経験の多寡は不問です。
BLSでは終わらず、薬剤投与やモニター除細動器を使った二次救命処置に進行する想定のため、クリニックや産業保健室、保育園看護師など病院外で活躍する方にはややオーバースペックな内容となります。
弊会や共催のBLS横浜・協力団体の Child Lifes で PEARS® プロバイダーコースと ACLS プロバイダーコースの両方の受講経験があるにとっては、ほぼ既習の内容となりますので、新たに受講いただく意義は薄いかもしれません。

NCLS の限界
本コースは法的な業務範囲として、日本の看護師免許を前提としています。
二次救命処置に関わる可能性がある救急救命士や臨床工学技士、臨床放射線技師、理学療法士、薬剤師等コメディカルの方もご参加いただけますが、業務に必ずしもフィットするわけではない点、ご了承ください。
また、医師は受講対象外としています。ACLS プロバイダー【1日】コースをご検討ください。
病院内で発生した 成人患者 の急変~心停止を想定しています。小児急変は扱いません。
保育園看護師や小児科看護師の方は、PEARS® か PALS プロバイダーコースをご検討ください。
NCLSコースは、AHA-ACLSとPEARS®プロバイダーコースの入門編となる位置づけとなります。
本コースに参加してみて、バイタルサインのアセスメントとショック・呼吸不全をさらに勉強したいと思ったらPEARS®。
二次救命処置を不整脈(徐脈・頻拍)を含めて学びたいと思ったら、ACLSの受講をご検討ください。
コース概要
コース名 NCLS - 看護師に必要な新しい BLS コース (急変対応.net(CODEBLUE)監修)
内容
・蘇生科学
・呼吸管理セッション
・CPRセッション
・初期評価/判断
・心停止アルゴリズム/総合シミュレーション
※主にシミュレーションとディスカッションで進行します。
看護師に必要な急変対応を”お作法”として型を学ぶのではなく、”理解し実践する”を目標に、講習はシミュレーションをベースに、実践から学んでいただく形式になります。
必要な知識面の習得は、事前のテキストの読み込みならびにオンライン上の動画教材から、自習の上でご参加ください。
講習当日はディスカッションで内容理解を確認しつつ、シミュレーションとその振り返り(デブリーフィング)により、理解の定着と実践行動レベルに持ち上げていきます。
参加資格・条件
1.主に病院に勤務する看護職(医師は受講対象外)
2.NCLSテキスト(製本版もしくはPDF版)をコース当日に持参していること
3.事前学習の上、online事前テストを修了していること
→お申し込み後のお伝えする事前学習onlineページ内にテストがございます。
場 所
・北海道立職業能力開発支援センター
北海道札幌市白石区東札幌5条1丁目1-2【地図】
地下鉄東西線 東札幌駅(1番出口) 徒歩約7分
※講習に関する施設への問い合わせはご遠慮ください。問い合わせはすべて BLS札幌 へお願いします。
受講料
北海道初開催特別価格¥22,800円 → ¥15,400(税込)
※弊会、BLS横浜、Child-LifesでAHAコース受講歴(申込済の受講予定も含みます)がある方(資格期限不問)は割引料金の 13,200円(税込)となります。
※弊会では、NCLS ロゴ入りボールペンとピンバッジの無料頒布はありません。
主催:BLS札幌 共催: BLS横浜
テキスト
必ず下記のいずれかをご購入ください。PDF版はタブレット端末等で講習当日に閲覧できる形でお持ちください。
⇒ NCLS 公式テキスト(紙媒体) ¥4,250-
⇒ NCLS 公式テキスト(PDF) ¥3,850-
試験
筆記試験: オンラインでの事前試験ならびに修了試験あり
実技試験: なし
修了証
コースを受講し筆記テストに合格するとコース開発元である CODEBLUE より修了証が発行されます。
修了証の有効期限は2年間です。
その他
・オンラインとテキストによる事前学習が前提となります。講習中は理解の確認程度で講義はありませんので、十分な準備期間を持ってご参加ください。
・昼食休憩は30分程度となるため、各自会場内で弁当等でお済ませください。
・実技中心の研修です。妊娠中や体調に懸念がある場合は事前にご相談ください。
お申込み
申込みは下記ボタンをクリックし必要事項をご記入ください。